正解を3つ選んでください。
正答1・2・4
解説
正解は1と2と4です。
検査や実験の場面で、測定者がその場にいることが被測定者の反応を変える現象を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 実験者効果は原因になり得ます。
実験者の期待や態度が無意識のうちに伝わり、被験者の反応が仮説に沿う方向へ変わる現象です。
2:○ 社会的促進は原因になり得ます。
他者がそばにいるだけで、慣れた課題の遂行が促進される現象です。
逆に難しい課題では成績が下がる社会的抑制も起こります。
3:× 光背効果(ハロー効果)は原因になりません。
ある目立つ特徴に引きずられて他の特徴まで高く(低く)評価してしまう、評価する側の判断のゆがみです。
4:○ ピグマリオン効果は原因になり得ます。
他者から期待をかけられると、その期待に沿うように成績が向上する現象です。
5:× 傍観者効果は原因になりません。
周囲に多くの人がいると、緊急時に援助行動が起こりにくくなる現象で、測定場面の反応とは関係しません。
【ポイント】
測定者の存在や期待が結果を変える現象として、実験者効果、ピグマリオン効果、社会的促進をまとめて覚えましょう。
ハロー効果は評価者側のバイアスとして区別します。
【用語】
実験者効果:実験者の存在や期待が、被験者の反応や結果に影響を与える現象である。
社会的促進:他者がそばにいることで、課題の遂行が高まる現象である。
ピグマリオン効果:他者から期待されることで、その期待に沿った成果が出やすくなる現象である。
光背効果:目立つ特徴にひきずられて、他の特徴の評価までゆがんでしまう現象で、ハロー効果とも呼ばれる。
傍観者効果:周囲に人が多いほど、緊急時に誰も助けようとしなくなる現象である。