正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
東京方言のアクセントの型の数や規則を問う問題です。
東京方言では、どの拍の後で音が下がるか(アクセント核の位置)で型が決まります。
【選択肢別解説】
1:○ 動詞のアクセントは、核のない平板型と核のある起伏型の2種類です。
起伏型の核の位置は語の長さによってほぼ決まるため、型は2つに限られます。
2:× 形容詞のアクセントも、平板型と起伏型の2種類です。
3種類ではありません。
3:× 名詞のアクセントの種類数は、モーラ数に1を足した数になります。
たとえば2モーラの名詞では、頭高型・尾高型・平板型の3種類があります。
4:× 複合名詞は1つのアクセント単位にまとまり、後部要素の第1拍付近に核がくることが多いとされます。
「後ろから3拍目」に核がくる規則は外来語によくみられるものです。
5:○ 助詞のアクセントは、結合する語の型によって決まります。
平板型の語に付くと助詞は高く、尾高型の語に付くと助詞は低くなります。
【ポイント】
n拍の名詞にはn+1種類の型があり、動詞・形容詞は平板型と起伏型の2種類です。
平板型と尾高型は単独では区別できず、助詞を付けると区別できる点も頻出です。
【用語】
モーラ:日本語で、ひとつの拍として数えられる音の単位を指す。
複合名詞:二つ以上の語が結びついてできた名詞で、アクセントが新しく決まる。
平板型:最初の拍だけが低く、それ以降は高いまま下がらないアクセントの型である。
起伏型:アクセントの高さがどこかの拍で急に下がる型の総称で、頭高型や中高型などを含む。
アクセント核:高い拍から低い拍へ下がる直前の拍のことで、その有無と位置が東京方言のアクセントの型を決める。
尾高型:語の最後の拍まで高く、後ろに続く助詞で低くなるアクセントの型である。