正答1
解説
正解は1です。
内分泌器官と、そこから分泌されるホルモンの対応を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組み合わせです。
アンギオテンシンは視床下部のホルモンではありません。
肝臓で作られるアンギオテンシノーゲンが、腎臓から出るレニンなどの作用で変換されて生じます。
視床下部が分泌するのは、各種の放出ホルモンや抑制ホルモンです。
2:× 正しい組み合わせです。
プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳汁の産生を促します。
3:× 正しい組み合わせです。
オキシトシンは視床下部で作られ、下垂体後葉から分泌されます。
子宮収縮や射乳を起こします。
4:× 正しい組み合わせです。
松果体はメラトニンを分泌し、睡眠と覚醒の日内リズムに関わります。
5:× 正しい組み合わせです。
副腎髄質はアドレナリンやノルアドレナリンなどのカテコラミンを分泌します。
【ポイント】
下垂体後葉のホルモン(オキシトシン、バソプレシン)は視床下部で作られる点が頻出です。
レニン・アンギオテンシン・アルドステロン系は血圧調節の仕組みとして整理しましょう。
【用語】
アンギオテンシン:血管を収縮させて血圧を上げる働きをするペプチドホルモンで、肝臓で作られる前駆物質から生じる。
プロラクチン:乳腺に働いて乳汁の産生を促す、下垂体前葉から出るホルモンである。
カテコラミン:アドレナリンやノルアドレナリンなど、交感神経の働きに関わる物質の総称である。
メラトニン:松果体から分泌され、睡眠と覚醒のリズムを整える働きをするホルモンである。