正答2
解説
正解は2です。
人体の硬組織の硬さを比べる問題です。
歯はエナメル質・象牙質・セメント質の3つの硬組織と、歯髄からできています。
【選択肢別解説】
1:× 誤りです。
関節軟骨は弾力のある組織で、骨や歯の硬組織よりずっと軟らかいです。
2:○ 正しい記述です。
エナメル質は歯冠の表面を覆う組織で、約95%以上が無機質(ハイドロキシアパタイト)です。
人体で最も硬い組織です。
3:× 誤りです。
骨は無機質のほかにコラーゲンなどの有機質を多く含み、エナメル質より軟らかいです。
4:× 誤りです。
象牙質はエナメル質の内側にある組織で、エナメル質より有機質が多く、硬さは劣ります。
5:× 誤りです。
セメント質は歯根の表面を覆う組織で、硬さは骨とほぼ同程度です。
【ポイント】
歯の硬組織の硬さは、エナメル質、象牙質、セメント質の順に低くなります。
セメント質は歯根膜を介して歯を歯槽骨に固定する役割をもちます。
【用語】
エナメル質:歯冠の表面を覆う、無機質に富んだ半透明の硬い組織である。
象牙質:歯の本体をなす硬組織で、エナメル質やセメント質の内側にある。
セメント質:歯根の表面を覆い、歯根膜を介して歯を歯槽骨に固定する硬組織である。
ハイドロキシアパタイト:カルシウムとリン酸からなる無機質の結晶で、骨や歯の主成分である。