正答2
解説
正解は2です。
1歳の子どもに使える聴覚検査を、発達段階に合わせて選ぶ問題です。
この問題は適切でないものを選ぶので、○ が答え(1歳児に適切でない検査)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切です。
耳音響放射は、内耳の外有毛細胞の反応を記録する他覚的検査で、年齢を問わず実施できます。
2:○ 適切ではありません。
遊戯聴力検査は、音が聞こえたらおもちゃを動かすなどの遊びで応答させる検査です。
ルールを理解する力が必要なため、おおむね3歳頃から用いられます。
3:× 適切です。
視覚強化式聴力検査は、音のする方を向いたら光る人形などを見せて強化する検査で、生後6か月頃から実施できます。
4:× 適切です。
聴性脳幹反応は他覚的検査で、睡眠中に記録できるため、乳幼児の聴力の評価に用いられます。
5:× 適切です。
条件詮索反応聴力検査は、音源の方を振り向く反応を光刺激で条件付けて調べる検査です。
乳幼児に用いられます。
【ポイント】
乳幼児の聴力検査は、年齢に応じて「聴性行動反応聴力検査、条件詮索反応・視覚強化式、遊戯聴力検査、標準純音聴力検査」の順に選びます。
他覚的検査(ABR、ASSR、OAE)は年齢にかかわらず実施できます。
【用語】
耳音響放射:内耳の外有毛細胞の働きで生じ、外耳道で記録できる小さな音である。
視覚強化式聴力検査:音のする方を向いたときに光る人形などを見せて反応を強化し、聴力を調べる検査である。
条件詮索反応聴力検査:音のする方向へ振り向く反応を、光や絵の提示で条件付けて聴力を調べる検査である。
他覚的検査:被検者の応答に頼らず、生体の反応を記録して調べる検査である。
遊戯聴力検査:音が聞こえたら玩具を動かすなどの遊びで応答させて聴力を調べる、幼児向けの検査である。