正答3
解説
正解は3です。
問題解決と推論に関する心理学用語の意味を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組み合わせです。
習慣的な構え(構え効果)は、以前うまくいった解き方を型どおりに当てはめてしまい、より簡単な解法に気づけなくなる現象です。
2:× 正しい組み合わせです。
洞察は、ケーラーがチンパンジーの実験で示したもので、問題状況の見え方が再編成されて解決が一挙にひらめくことです。
3:○ 誤った組み合わせです。
帰納法は、多くの個別の事例から共通する一般法則を導く推論です。
事象の類似性に基づく推論は、帰納法ではなく類推(類比推論)です。
4:× 正しい組み合わせです。
アルゴリズムは、手順どおりに実行すれば必ず解に到達する推論手続きです。
これに対し、ヒューリスティックは早いが必ず解に至るとは限らない方略です。
5:× 正しい組み合わせです。
確証バイアスは、自分の仮説を支持する証拠ばかりを集め、反証となる証拠を軽視する傾向です。
【ポイント】
帰納法は「個別から一般」、演繹法は「一般から個別」と対比して覚えます。
アルゴリズムとヒューリスティックの違いも頻出です。
【用語】
洞察:試行錯誤ではなく、問題の構造に突然気づいて解決に至ることである。
帰納法:個々の事例から共通点を見いだして一般的な結論を導く推論の方法である。
アルゴリズム:手順どおりに実行すれば必ず解が得られる、決まった問題解決の方法である。
確証バイアス:自分の仮説や信念に合う情報を集め、合わない情報を軽視する認知の偏りである。