正答2
解説
正解は2です。
平均値・中央値・最頻値といった代表値の性質を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
幾何平均は値を掛け合わせてその累乗根をとる平均で、成長率や比率の平均に用いられます。
2:○ 誤った記述です。
分布を二等分する値は算術平均ではなく中央値です。
算術平均は外れ値の影響を受けるため、分布が偏っていると二等分点からずれます。
3:× 正しい記述です。
中央値は測定値を大きさの順に並べたときに中央に位置する値です。
データ数が偶数なら中央の2つの値の平均をとります。
4:× 正しい記述です。
最も度数の多い値が複数ある場合(多峰性の分布など)は、最頻値が二つ以上になります。
5:× 正しい記述です。
度数分布表で階級の幅や区切り方を変えると、度数が最大となる階級が変わるため、最頻値も変化することがあります。
【ポイント】
外れ値に強いのは中央値、弱いのは算術平均です。
左右対称の単峰性分布では、平均値・中央値・最頻値がほぼ一致します。
【用語】
幾何平均:複数の値を掛け合わせてその個数乗根をとった平均で、比率の平均などに使う。
算術平均:すべての値を合計して個数で割った、一般にいう平均値である。
中央値:測定値を大きさの順に並べたとき、ちょうど中央にくる値である。
最頻値:データの中で度数が最も多い値のことで、モードともいう。