正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
検査や尺度の「信頼性」と「妥当性」の違いを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 測定を反復したときに同様の結果が得られる程度は、妥当性ではなく信頼性です。
2:× 意図した内容を測定できている程度は、信頼性ではなく妥当性です。
3:× 内的一貫性は、尺度を構成する項目どうしが同じものを一貫して測っている程度で、信頼性に関わる概念です。
4:○ 同じ結果が安定して得られても、測りたいものとは別のものを測っている場合があるため、信頼性が高くても妥当性が低いことはありえます。
5:○ クロンバックのα係数は、項目間の内的一貫性から信頼性の程度を推定する指標で、1に近いほど信頼性が高いことを示します。
【ポイント】
信頼性は妥当性の必要条件ですが、十分条件ではありません。
信頼性の確認法には、再検査法・折半法・α係数などがあります。
【用語】
妥当性:検査が測ろうとしている内容を、実際にどの程度測れているかを表す性質である。
信頼性:同じ条件で繰り返し測ったとき、同様な結果が得られる程度を表す性質である。
内的一貫性:検査の項目同士が同じ特性を測っていて、結果が一貫している程度を表す。
クロンバックのα係数:検査の内的一貫性を示す指標で、信頼性の程度を推定するのに用いる。