正答3
解説
正解は3です。
国リハ式〈S-S法〉言語発達遅滞検査などで用いる、コミュニケーション態度の評価対象を問う問題です。
この問題は評価対象として適切でないものを選ぶので、○ が答え(コミュニケーション態度の評価対象ではないもの)です。
【選択肢別解説】
1:× 視線は、相手に注意を向けているか、視線を合わせてやり取りできるかをみる、コミュニケーション態度の評価対象です。
2:× 伝達意図は、自分から相手に何かを伝えようとする意図があるかをみる、コミュニケーション態度の評価対象です。
3:○ 機能的操作は、コップで飲むまねをするなど事物をその用途に沿って扱う行動で、S-S法では記号形式-指示内容関係の段階2(事物の基礎概念)で評価します。
コミュニケーション態度の評価対象ではありません。
4:× 顔の表情は、感情を表出したり相手の表情を読み取ったりする力をみる、コミュニケーション態度の評価対象です。
5:× 役割交替は、話し手と聞き手を交互に交代してやり取りを続けられるかをみる、コミュニケーション態度の評価対象です。
【ポイント】
S-S法は、記号形式-指示内容関係・基礎的プロセス・コミュニケーション態度の3側面から評価します。
機能的操作は「物の意味がわかっているか」を示す行動として、言語発達の前段階で重要です。
【用語】
コミュニケーション態度:人とやりとりするときの姿勢や行動の様子で、視線や表情などから評価される。
伝達意図:自分の気持ちや要求を相手に伝えたいという意図のことである。
機能的操作:物をその用途に沿って扱う行動で、言葉を理解する前の段階にある事物の基礎概念の評価に用いる。
役割交替:会話で話し手と聞き手が交互に入れ替わることである。