正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
能力障害は、国際障害分類(ICIDH)で、個人が日常の活動を行う能力の低下を指します。
リハビリテーションでは主に日常生活活動(ADL)の評価法がこれに当たります。
【選択肢別解説】
1:○ FIM(機能的自立度評価法)はADLの評価法です。
運動と認知の18項目を介護量に応じて7段階で採点します。
2:× SF-36は健康関連QOL(生活の質)の評価尺度です。
能力障害そのものではなく、主観的な健康状態を測ります。
3:× %VC(%肺活量)は呼吸機能の指標です。
臓器の機能障害を評価するもので、能力障害の評価ではありません。
4:× WAIS-Ⅲは成人用の知能検査です。
知的機能という機能障害の水準を評価します。
5:○ Barthel-Index(バーセルインデックス)はADLの評価法です。
食事や移乗など10項目を100点満点で評価します。
【ポイント】
ICIDHの3階層は、機能障害、能力障害、社会的不利です。
FIMは「しているADL」、Barthel-Indexは「できるADL」を評価する点も合わせて覚えます。
【用語】
能力障害:国際障害分類で、日常の活動を行う能力が低下している状態を指す。
FIM:運動と認知の項目を介護量に応じて採点する、機能的自立度評価法である。
Barthel-Index:食事や移乗など10項目を点数化する、日常生活動作の評価法である。
SF-36:健康に関連した生活の質を、36項目の質問で評価する尺度である。
WAIS-Ⅲ:成人を対象にしたウェクスラー式の知能検査の第3版である。