正解を2つ選んでください。
正答1・2
解説
正解は1と2です。
青年期は、子どもから大人へ移り変わる時期で、自我同一性の確立が課題です。
この問題は青年期の特徴でないものを選ぶので、○ が答えです。
【選択肢別解説】
1:○ 脱中心化は青年期の特徴ではありません。
ピアジェの理論で、自己中心的なものの見方を脱して複数の視点から考えられるようになることで、児童期(具体的操作期)の特徴です。
2:○ 世代継承性は青年期の特徴ではありません。
エリクソンが成人期(壮年期)の課題とした、次の世代を育て、世話をすることへの関心です。
3:× 心理的離乳は青年期の特徴です。
ホリングワースが提唱した、親への心理的な依存から離れて自立しようとする過程です。
4:× モラトリアムは青年期の特徴です。
エリクソンが、大人としての義務や責任を猶予されている期間として述べました。
5:× スチューデントアパシーは青年期の特徴です。
大学生などが学業に対して無気力になる状態で、ウォルターズが報告しました。
【ポイント】
エリクソンの発達課題は、青年期が「同一性 対 同一性拡散」、成人期が「世代性 対 停滞」です。
脱中心化は、保存の概念の獲得とともに児童期に進みます。
【用語】
脱中心化:自分の視点にとらわれず、複数の視点から物事を考えられるようになることである。
世代継承性:次の世代を育て、世話をすることへの関心を指す、エリクソンの発達課題である。
心理的離乳:親への心理的な依存から離れて、自立しようとする過程である。
モラトリアム:大人としての義務や責任を猶予されている青年期の期間を指す。
スチューデントアパシー:学生が学業に対してだけ無気力になる状態を指し、青年期にみられる。