正解を3つ選んでください。
正答2・3・4
解説
正解は2と3と4です。
吃音の進展段階は、症状と本人の反応によって第1層から第4層に分けられます。
第4層は最も進展した段階で、吃音への強い恐れと回避が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 進展段階は年齢ではなく、症状と心理的反応によって決まります。
第4層は青年期以降に多いものの、成人の吃音を指す言葉ではありません。
2:○ 正しい記述です。
第4層では、どもることを予期して強い恐れを抱きます。
3:○ 正しい記述です。
第4層では、音の繰り返しよりも、阻止(ブロック)や回避の行動が目立ちます。
4:○ 正しい記述です。
本人は吃音を自分の深刻な問題とみなし、話す場面を避けるようになります。
5:× 発話訓練だけでは治療できません。
吃音に対する恐れや態度など、心理面への働きかけも合わせて行う必要があります。
【ポイント】
第1層は自覚がほとんどなく、第2層は自覚があっても平気で話し、第3層ではいらだちや工夫が現れます。
第4層では、恐れ、回避、言い換えが中心になります。
【用語】
進展段階:吃音が悪化していく過程を、症状と本人の反応から第1層から第4層に分けたものである。
ブロック:声を出そうとしても詰まって、音が出なくなる吃音の症状である。
回避:吃ると予想される言葉や場面を、避けようとする行動である。
繰り返し:語頭の音や語などを、何度も反復する吃音の症状である。