正答2
解説
正解は2です。
各臓器が作り出すホルモンや物質の組合せを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)は主に心室の心筋から分泌され、心不全の指標として使われます。
2:○ 誤った組合せです。
内因子は脾臓ではなく、胃の壁細胞から分泌されます。
内因子はビタミンB12の吸収に必要で、不足すると悪性貧血になります。
3:× 正しい組合せです。
レニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌され、レニン・アンジオテンシン系を介して血圧を上げます。
4:× 正しい組合せです。
アルブミンは肝臓で合成される血漿たんぱくで、膠質浸透圧を保つ働きがあります。
5:× 正しい組合せです。
インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌され、血糖値を下げます。
【ポイント】
脾臓は古い赤血球の破壊やリンパ球による免疫を担う臓器で、内因子とは関係しません。
胃の壁細胞は塩酸と内因子を分泌するので、胃全摘後はビタミンB12欠乏に注意します。
【用語】
内因子:ビタミンB12の吸収に必要な、胃の壁細胞から分泌される糖たんぱく質である。
BNP:脳性ナトリウム利尿ペプチドの略で、心臓から分泌され心不全の指標となるホルモンである。
レニン:腎臓から分泌され、血圧や体液量の調節に関わる酵素である。