正答3
解説
正解は3です。
問題解決や思考の研究で用いられる用語と、その説明の組合せを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
概念達成では、ブルーナーらが示したように、仮説を立てて事例で確かめながら概念を見つけ出します。
2:× 正しい組合せです。
洞察は、ケーラーがチンパンジーで示したように、状況全体を再編成して突然解決に至ることです。
3:○ 誤った組合せです。
試行錯誤は、ソーンダイクが示したように、さまざまな反応を試して成功した反応を徐々に学習する過程です。
機能の固着は、物の本来の使い方にとらわれて別の使い方を思いつけない現象で、問題解決を妨げる要因です。
4:× 正しい組合せです。
発見的推論(ヒューリスティック)は、経験則を使って素早く答えを見つける方法です。
必ず正解に至るとは限りません。
5:× 正しい組合せです。
類推は、以前に解いた似た問題の解法を新しい問題に当てはめる方法です。
【ポイント】
試行錯誤はソーンダイク、洞察はケーラー、機能の固着はドゥンカーと、研究者と結びつけて覚えます。
機能の固着は、洞察による「状況の再編成」を妨げる要因として説明されます。
【用語】
概念達成:いくつかの例から共通する特徴を見つけ出し、概念を獲得する課題を指す。
機能の固着:物の一般的な使い方にとらわれて、別の使い方を思いつけなくなる現象である。
洞察:問題の状況を捉え直すことで、突然に解決の見通しが得られることを指す。
類推:解決済みの似た問題の方法を、新しい問題に当てはめて考える方法である。