正答5
解説
正解は5です。
談話能力は、文を超えたまとまりのある話を理解したり、筋道立てて話したりする能力です。
単語や文の評価だけでは測れない能力です。
【選択肢別解説】
1:× KIDS乳幼児発達スケールAタイプは、保護者が回答する質問紙で、乳幼児の全般的な発達を評価します。
談話能力を直接評価する検査ではありません。
2:× 絵画語い発達検査(PVT-R)は、4枚の絵から語に合うものを選ばせて、語彙の理解力を評価します。
談話能力は評価できません。
3:× 標準抽象語理解力検査は、抽象的な語の理解力を評価する検査です。
談話能力は評価できません。
4:× 言語発達遅滞検査(S-S法)は、記号と指示内容の関係の発達段階を評価する検査です。
談話のまとまりの評価は対象としていません。
5:○ 学齢版言語・コミュニケーション発達スケール(LCSA)は、文や文章の聴覚的理解、文章の読解、柔軟性など、文を超えたレベルの課題を含みます。
そのため談話能力を評価できます。
【ポイント】
LCSAは小学1〜4年生を対象とし、学齢期のことばの力を多面的に評価します。
語彙や文の水準の検査と、談話・語用の水準の検査を区別して整理します。
【用語】
談話:複数の文がつながって、まとまった内容を表すことばのまとまりを指す。
学齢版言語・コミュニケーション発達スケール:学齢期の子どもの語彙や談話など、言語とコミュニケーションの力を調べる検査である。
絵画語い発達検査:絵を選ばせて、ことばの理解の程度を調べる検査である。
標準抽象語理解力検査:抽象的な語がどれだけ理解できているかを調べる言語検査である。
KIDS乳幼児発達スケールAタイプ:乳幼児の発達を、保護者の回答から総合的に把握する発達スケールである。