正答2
解説
正解は2です。
読話は、話し手の口の形や動きを見て話の内容を読み取る方法です。
日本語の音は口形だけでは区別できないものが多く、口形の種類は音の数よりずっと少ないです。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
母音を発音するときは唇を閉じないので、すべて開唇の口形になります。
2:○ 誤った記述です。
五十音表の音の数だけ口形があるわけではありません。
例えば「タ・ダ・ナ」のように異なる音が同じ口形に見えるため、口形の種類は音の数よりはるかに少ないです。
3:× 正しい記述です。
マ行音は両唇を閉じて作る音なので、閉唇の口形になります。
バ行やパ行も同様です。
4:× 正しい記述です。
促音や拗音は、後に続く子音の構えを先取りするため、後続の音によって口形が変わります。
5:× 正しい記述です。
イ段の音は唇を横に引いた口の開きが小さい形になるため、子音の違いが見えにくくなります。
そのため、ア段の音より口形の似た音が多くなります。
【ポイント】
読話では、口形が同じで音が違う語(「たまご」と「なまこ」など)の区別ができません。
そのため、文脈や表情、身振りなどの手がかりと組み合わせて理解します。
【用語】
読話:話し手の口の形や動きを見て、ことばを理解する方法である。
口形:発音するときの唇や口の開き方など、口の形の特徴を指す。
類唇音:口形が互いに似ていて、読話では見分けにくい音どうしを指す。
拗音:「きゃ」「きょ」のように、小さい「ゃゅょ」を伴って1拍で発音される音である。