正答5
解説
正解は5です。
痙攣重積発作は、痙攣が長く続く、または意識が戻らないまま発作を繰り返す緊急事態です。
その場での対応は、けがの防止と気道・呼吸の確保が基本になります。
【選択肢別解説】
1:× 頬をたたいて大声で呼びかけても発作は止まりません。
刺激を加えるのではなく、周囲の危険物を取り除いて安全を確保します。
2:× 身体をゆすってはいけません。
ゆすっても発作は止まらず、けがや誤嚥の危険が増します。
3:× 口の中に指を入れてはいけません。
指をかまれる危険があり、口腔内を傷つけたり窒息を招いたりします。
4:× 身体を押さえつけてはいけません。
押さえつけると骨折や脱臼の原因になります。
5:○ 衣服のボタンを外すのは正しい対応です。
首や胸の締め付けをゆるめると呼吸しやすくなり、気道の確保につながります。
【ポイント】
発作中は顔を横に向けて嘔吐物の誤嚥を防ぎ、発作の時間と様子を記録します。
発作が5分以上続く場合は救急要請と薬物治療が必要です。
【用語】
痙攣重積発作:痙攣が長く続く、または意識が戻らないまま痙攣を繰り返す、緊急の対応が必要な状態である。
気道の確保:空気の通り道を開いた状態に保ち、呼吸ができるようにすることを指す。
誤嚥:食べ物や唾液、嘔吐物などが食道ではなく気管に入ってしまうことを指す。