正答1
解説
正解は1です。
共通語(東京方言)の複合名詞では、後ろの要素の長さによってアクセントの位置が決まる傾向があります。
後ろの要素が1~2拍と短い場合、前の要素の最後の拍にアクセント核が置かれ、その直後で下がるのが基本です。
【選択肢別解説】
1:○ 「トルコ石」は「トルコ」の最後の拍「コ」に核が置かれ、「トルコ」の後で下がるため、○●●○○になります。
1拍目が低く2拍目から高くなる東京方言の規則とも合います。
2:× ○●●●○は「イ」の後で下がる型です。
複合語の核は前の要素の最後の拍に置かれるので、一致しません。
3:× ○●●●●は下がり目のない平板型です。
後ろの要素が短い複合名詞では、核が置かれるのが基本です。
4:× ●○○○●は1拍目が高く最後の拍が再び高くなる型で、一つの語の中で一度下がったら上がらない東京方言の規則に反します。
5:× ●○○○○は「トルコ」単独の頭高型を延長した形です。
複合すると前の要素のアクセントは保たれず、新しい複合語のアクセントになります。
【ポイント】
「トルコ石」「ガラス玉」のように、後ろが短い複合名詞は前の要素の末尾に核が置かれます。
後ろの要素が3拍以上なら、後ろの要素の最初の拍に核が置かれる傾向があります。
【用語】
アクセント核:アクセントで高い拍から低い拍へ下がる直前の拍を指す。
複合名詞:二つ以上の語が結びついて、新しい一つの名詞になったものを指す。
平板型:最初の拍だけが低く、あとは高く続いて、下がり目となるアクセント核をもたない型である。
頭高型:最初の拍が高く、二拍目で低く下がるアクセントの型である。
拍:日本語で一定の長さをもつ音の単位で、仮名一文字がおおむね一拍にあたる。