正答5
解説
正解は5です。
共起制限(選択制限)とは、ある語が意味的に結びつくことのできる語に制限があることです。
比喩などの創造的な使い方を除くと、意味が矛盾する組み合わせは共起制限に違反します。
【選択肢別解説】
1:× 「黒い白馬」は共起制限に違反しています。
白馬は白い馬なので、「黒い」と意味が矛盾します。
2:× 「空飛ぶマグロ」は共起制限に違反しています。
「飛ぶ」の主体は通常は空を飛べるものであり、マグロは当てはまりません。
3:× 「雪の降る猛暑日」は共起制限に違反しています。
猛暑日は最高気温が35℃以上の日なので、雪が降ることと矛盾します。
4:× 「真昼の夕焼け」は共起制限に違反しています。
夕焼けは日没ごろの現象なので、真昼とは矛盾します。
5:○ 「赤い白墨」は共起制限に違反していません。
白墨はチョークを指す語として定着しており、「白」の字があっても赤いチョークを表すことができます。
【ポイント】
「白墨」のように、語源の意味が薄れて指す物そのものを表すようになった語は、色の形容詞と矛盾しません。
「青い黒板」なども同じ考え方で説明できます。
【用語】
共起制限:ある語が、意味の上で結びつくことのできる語に制限があることを指す。
選択制限:ある語が一緒に使われる語を、意味の特徴によって限定することを指す。