正答4
解説
正解は4です。
嚥下圧検査は、圧センサーの付いたカテーテルを鼻から咽頭・食道へ挿入し、嚥下時に生じる圧を測定する検査です。
咽頭の収縮力や、食道入口部が開くタイミングなどを数値で評価できます。
【選択肢別解説】
1:× 呼気は計測できません。
呼気の量や流れは、スパイロメータや呼気流量計で測定します。
2:× 咬合圧は計測できません。
咬合圧は、上下の歯の間に挟む咬合力計で測定します。
3:× 声門下圧は計測できません。
声門下圧は発声時の気管内の圧で、発声機能検査で推定します。
4:○ 咽頭内圧は計測できます。
嚥下時の上咽頭から下咽頭の収縮圧や、食道入口部の圧の変化を記録します。
5:× 口腔内圧は、嚥下圧検査の測定対象ではありません。
舌圧などの口腔内の圧は、口に入れて使う舌圧測定器などで別に測定します。
【ポイント】
嚥下圧検査は咽頭と食道入口部の「圧」をみる検査です。
嚥下造影検査(VF)と嚥下内視鏡検査(VE)は「形や動き」をみる検査と区別しましょう。
【用語】
嚥下圧検査:咽頭や食道入口部にセンサーを入れ、飲み込むときの圧の変化を記録する検査である。
声門下圧:声門の下側の気管内の圧で、声を出すときの呼気の強さを示す。
咬合圧:上下の歯を噛み合わせたときに生じる力を表す圧である。
嚥下造影検査:造影剤を含んだ食べ物を飲み込んでもらい、X線で飲み込みの様子を観察する検査で、VFと略される。