正答2
解説
正解は2です。
古典的条件づけ(パブロフ型)は、刺激と刺激を対にして提示することで成立する学習です。
オペラント条件づけ(スキナー型)は、自発的な行動とその結果の関係によって成立する学習です。
【選択肢別解説】
1:× 罰は、行動の後に嫌な結果を与えたり、良い結果を取り去ったりして、その行動を減らす手続きです。
オペラント条件づけの概念です。
2:○ 消去は両方に共通する概念です。
古典的条件づけでは、条件刺激だけを繰り返し示すと条件反応が弱まります。
オペラント条件づけでは、強化をやめると行動が減っていきます。
3:× モデルは、他者の行動を見て学ぶ観察学習(モデリング)の概念です。
バンデューラの社会的学習理論で用いられます。
4:× 無条件刺激は、学習しなくても反応を引き起こす刺激です。
パブロフの実験の餌にあたり、古典的条件づけの概念です。
5:× 自発的行動(オペラント行動)は、オペラント条件づけで強化の対象になる行動です。
古典的条件づけで扱うのは、刺激によって引き起こされる反応です。
【ポイント】
消去のほか、自発的回復、般化、弁別も両方の条件づけに共通する現象です。
【用語】
古典的条件づけ:無条件刺激と中性刺激を組み合わせて提示し、中性刺激だけで反応が起こるようにする学習である。
オペラント条件づけ:自発的な行動に報酬や罰を与え、その行動の頻度を変化させる学習である。
消去:条件づけ後に強化や無条件刺激を与えないことで、条件反応が弱まっていく過程である。
無条件刺激:学習を必要とせず、特定の反応を自然に引き起こす刺激のことである。
罰:行動の直後に嫌な結果を与えたり良い結果を取り去ったりして、その行動の頻度を減らす手続きである。