正答4
解説
正解は4です。
身体障害者手帳は、身体障害者福祉法の別表に定められた身体の障害がある人に交付されます。
この問題は交付対象でないものを選ぶので、○ が答え(対象外の障害)です。
【選択肢別解説】
1:× 視覚障害は身体障害者手帳の交付対象です。
視力障害と視野障害が等級表に定められています。
2:× 言語機能障害は交付対象です。
「音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害」として3級と4級が定められています。
3:× 平衡機能障害は交付対象です。
聴覚障害と同じ区分の中に3級と5級が定められています。
4:○ 遂行機能障害は身体障害者手帳の対象ではありません。
遂行機能障害は高次脳機能障害の症状であり、精神障害者保健福祉手帳の対象として扱われます。
5:× 呼吸器機能障害は交付対象です。
心臓や腎臓などと並ぶ内部障害の一つです。
【ポイント】
身体障害者手帳の対象は、視覚、聴覚・平衡、音声・言語・そしゃく、肢体不自由、内部障害です。
記憶障害・注意障害・遂行機能障害などの高次脳機能障害は、精神障害者保健福祉手帳の対象になると覚えておきましょう。
【用語】
身体障害者手帳:身体障害者福祉法に基づき、一定以上の身体の障害がある人に都道府県などが交付する手帳である。
遂行機能障害:目標を立てて計画し、手順どおりに実行する力が損なわれる高次脳機能障害の症状である。
平衡機能障害:体のバランスを保つ機能が低下し、立位や歩行が不安定になる障害である。
精神障害者保健福祉手帳:精神疾患により長期にわたって生活に制約のある人に交付される手帳で、高次脳機能障害も対象となる。