正答4
解説
正解は4です。
文部科学省(当時の文部省、1999年)は、学習障害を「基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、特定の能力の習得と使用に著しい困難を示す状態」と定義しています。
この問題は定義に含まれないものを選ぶので、○ が答え(含まれない能力)です。
【選択肢別解説】
1:× 「読む」は定義に含まれます。
2:× 「話す」は定義に含まれます。
3:× 「聞く」は定義に含まれます。
4:○ 「記憶する」は定義に含まれません。
定義に挙げられた能力は、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するの6つです。
5:× 「推論する」は定義に含まれます。
【ポイント】
文部科学省の定義は「聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する」の6つです。
医学的な診断基準である限局性学習症(DSM-5)は「読字・書字表出・算数」を対象としており、範囲が異なります。
【用語】
学習障害:全般的な知的発達には遅れがないのに、特定の能力の習得や使用に著しい困難を示す状態である。
限局性学習症:DSM-5の診断名で、読字・書字表出・算数の習得に特異的な困難を示す状態である。
推論:すでにわかっている事柄をもとに、筋道を立てて新しい結論を導く思考である。