正答2
解説
正解は2です。
盲ろう者は、視覚と聴覚の両方に障害がある人です。
障害が生じた順番によって、ろうベース盲者と盲ベースろう者などに分けられます。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った支援)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい支援です。
盲ろう者は人が近づいたことに気づきにくいので、腕に軽く触れるなどして話しかけることを知らせます。
2:○ 誤った支援です。
腕を引っ張ると、周囲の状況がわからない盲ろう者に恐怖や不安を与え、危険でもあります。
介助者の肘や肩に手を置いてもらい、介助者が半歩前を歩きます。
3:× 正しい支援です。
盲ろう者向け通訳・介助員の養成カリキュラムには、コミュニケーションの通訳とともに移動介助の技術が含まれます。
4:× 正しい支援です。
盲ベースろう者は、先に視覚障害があり点字を習得していることが多いので、点字ディスプレイが有用です。
5:× 正しい支援です。
ろうベース盲者は、先に手話を習得していることが多いので、相手の手話に触れて読み取る触手話が有用です。
【ポイント】
盲ろう者のコミュニケーション手段には、触手話、指点字、手書き文字、点字ディスプレイなどがあります。
障害の経過に応じて使い分けます。
【用語】
盲ろう者:視覚と聴覚の両方に障害があり、情報の入手や移動に困難を抱える人のことである。
盲ベースろう者:もともと視覚に障害があり、その後に聴覚障害が加わった盲ろう者である。
ろうベース盲者:もともと聴覚に障害があり、その後に視覚障害が加わった盲ろう者である。
触手話:手話をしている人の手に触れて、手の形や動きを読み取る手話である。
点字ディスプレイ:点字を表示する出力装置で、文字情報を指で読み取れるようにする。