正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組み合わせ)です。
リハビリテーションでよく使う評価尺度と、それが測る内容の対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× GCS(グラスゴー・コーマ・スケール)は意識レベルの評価尺度で、正しい組み合わせです。
開眼・言語反応・運動反応の3項目を合計して評価します。
2:× MMT(徒手筋力テスト)は筋力の評価法で、正しい組み合わせです。
筋力を0から5の6段階で判定します。
3:○ ROM(関節可動域)は筋緊張ではなく、関節の動く範囲を測る評価です。
筋緊張の評価には、MAS(修正アシュワーススケール)などを用います。
4:× FIM(機能的自立度評価法)はADL(日常生活活動)の評価尺度で、正しい組み合わせです。
運動13項目と認知5項目を、介助量に応じて1〜7点で評価します。
5:× SF-36(MOS 36-Item Short-Form Health Survey)はQOL(生活の質)の評価尺度で、正しい組み合わせです。
健康関連QOLを8つの下位尺度で評価する質問票です。
【ポイント】
評価尺度は略語と正式名称、測る対象をセットで覚えます。
痙縮などの筋緊張はMAS、関節の動きはROMテストと区別します。
【用語】
GCS:グラスゴー・コーマ・スケールの略で、開眼・言語・運動の反応で意識レベルを評価する尺度である。
MMT:徒手筋力テストの略で、検者の手で抵抗をかけて筋力を段階的に評価する方法である。
ROM:関節可動域の略で、関節が動かせる角度の範囲を指す。
FIM:機能的自立度評価法の略で、日常生活動作の介助量を点数で評価する尺度である。
SF-36:36項目からなる健康調査票の略称で、健康に関連した生活の質を8つの下位尺度で調べる。
MAS:修正アシュワーススケールの略で、関節を他動的に動かしたときの抵抗から筋緊張を段階評価する尺度である。