正答2
解説
正解は2です。
心理療法の名称と創始者の組み合わせを問う問題です。
パールズは、精神分析とゲシュタルト心理学の考え方をもとに独自の療法を始めました。
【選択肢別解説】
1:× クライエント中心療法はロジャーズが始めました。
共感的理解、無条件の肯定的関心、自己一致を重視します。
2:○ ゲシュタルト療法はパールズが始めました。
「今ここ」での気づきを重視し、空の椅子の技法などを用います。
3:× 認知行動療法はパールズの療法ではありません。
ベックの認知療法やエリスの論理療法と、行動療法が統合されて発展しました。
4:× 体験過程療法はジェンドリンが始めました。
体の感覚に注意を向けるフォーカシングの技法がよく知られています。
5:× 自律訓練法はシュルツが始めました。
「手足が重たい」などの言葉を心の中で繰り返し、心身をリラックスさせる方法です。
【ポイント】
「ロジャーズ=クライエント中心療法」「パールズ=ゲシュタルト療法」「ジェンドリン=フォーカシング」「シュルツ=自律訓練法」と対応させて覚えます。
【用語】
ゲシュタルト療法:今ここでの気づきを重視する心理療法で、パールズが創始した。
クライエント中心療法:来談者の自己成長力を信じ、共感的に聴くことを重んじる、ロジャーズの心理療法である。
体験過程療法:体で感じる漠然とした感覚に注意を向けて心の変化を促す、ジェンドリンの心理療法である。
自律訓練法:決まった言葉を心の中で繰り返して、心身をリラックスさせる自己暗示の方法である。
認知行動療法:考え方(認知)の偏りと行動の両方に働きかけて、心理的な問題の改善を図る心理療法である。