正答1
解説
正解は1です。
この問題はインリアルアプローチの説明として「誤っている」ものを選ぶので、○ が答えです。
インリアルアプローチは、自然な遊びや生活の場面で、大人が子どもに合わせて関わる言語指導法です。
【選択肢別解説】
1:○ 指導場面を構造化するのはインリアルアプローチではありません。
決まった課題を設定せず、子どもが主導する自由な場面で関わります。
2:× 子どもと反応的に関わるのは正しいです。
子どもの発信に大人が応答することを重視します。
3:× SOULを基本姿勢とするのは正しいです。
静かに見守る、よく観察する、深く理解する、耳を傾けるの4つの頭文字です。
4:× 言語心理学的技法を用いるのは正しいです。
ミラリング・セルフトーク・パラレルトーク・リフレクティング・エキスパンション・モデリングなどがあります。
5:× 子どもの興味や遊びを観察するのは正しいです。
子どもの関心に沿って関わることが、やりとりの出発点になります。
【ポイント】
インリアルでは、関わりをビデオに記録して振り返り、大人の関わり方を見直します。
構造化を重視するのは、TEACCHなどの別のアプローチの特徴です。
【用語】
インリアルアプローチ:子どもの遊びや発信に大人が合わせ、自然な場面で言葉やかかわりを引き出す言語指導法である。
SOUL:Silence・Observation・Understanding・Listeningの頭文字で、見守り、観察し、理解し、傾聴する大人の基本姿勢である。
言語心理学的技法:子どもの行動や発話を言語化するなど、子どもに合わせたかかわり方の技法である。
パラレルトーク:子どもの行動や気持ちを、大人が代わりに言葉にして聞かせる技法である。
エキスパンション:子どもの発話を、意味や文法の面で広げて返す技法のことである。