正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
遊戯療法は、言葉で表現する力が未熟な子どもに対して、遊びを通して行う心理療法です。
アクスラインの8原則に示されるように、子どもを受容し、子ども自身が主導する関わりが基本です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
遊戯療法は精神分析に特化したものではありません。
精神分析的な立場のほか、来談者中心療法の立場など、さまざまな理論に基づいて行われます。
2:× 正しい記述です。
治療者と子どもとの安定した信頼関係(ラポール)が治療の基盤になります。
3:× 正しい記述です。
子どもにとって遊びは自然な表現手段であり、遊びを媒介にして気持ちを表現させます。
4:× 正しい記述です。
アクスラインの原則では、子どもをあるがままに受け入れることを重視します。
5:○ 誤った記述です。
遊戯療法では子どもの会話や行動を具体的に指示しません。
子どもが主導権をもち、治療者はそれに従うという非指示的な関わりが原則です。
【ポイント】
アクスラインの8原則には、ラポールの形成、あるがままの受容、感情の反射、子どもの主導、治療を急がないことなどがあります。
【用語】
遊戯療法:言葉で表現する力が未熟な子どもに対し、遊びを通して行う心理療法である。
アクスラインの8原則:遊戯療法の基本姿勢として、ラポールの形成や受容など8つの原則をまとめたものである。
ラポール:治療者と相手との間に築かれる、安心して関われる信頼関係を指す。
来談者中心療法:ロジャーズが創始した、相談に来た人の力を信頼し非指示的に関わる心理療法である。