正答1
解説
正解は1です。
この問題は優先順位の最も低いものを選ぶので、○ が答えです。
痙攣をみたときは、まず呼吸と循環を確保し、原因を早く突き止めることが優先されます。
【選択肢別解説】
1:○ 心理検査は知能や性格、心理状態を評価するものです。
痙攣の原因検索や緊急対応には直接役立たないため、優先順位は最も低いです。
2:× 頭部CT検査は脳出血や脳腫瘍、外傷など、緊急治療が必要な頭蓋内病変を見つけるために重要です。
3:× 脳波検査は、てんかん性の異常波や非痙攣性てんかん重積状態の有無を確かめるために必要です。
4:× 血液検査では低血糖や電解質異常(低ナトリウム血症、低カルシウム血症など)を調べます。
これらは治療ですぐに改善できる痙攣の原因です。
5:× 内服薬の確認では、抗てんかん薬の飲み忘れや、痙攣を起こしやすい薬の使用を調べます。
原因の特定と再発予防に欠かせません。
【ポイント】
痙攣への対応は、気道確保と発作の停止、その後に原因検索(血糖・電解質・画像・脳波・服薬歴)の順で考えます。
【用語】
痙攣:全身または一部の筋が意思とは無関係に激しく収縮する発作的な症状である。
脳波検査:頭皮に付けた電極で脳の電気活動を記録し、てんかん性の異常波などを調べる検査である。
頭部CT検査:X線を使って頭部の断面画像を撮り、出血や腫瘍などの頭蓋内病変を調べる検査である。
心理検査:知能・性格・心理状態などを、質問紙や課題によって客観的に測る検査である。