正答4
解説
正解は4です。
この問題は技法でないものを選ぶので、○ が答えです。
ロジャーズの来談者中心療法では、相手を評価せずに受け止め、共感的に理解しようとする積極的傾聴を重視します。
【選択肢別解説】
1:× 感情の受容は、相手の感情を良し悪しで評価せず、そのまま受け止める技法です。
積極的傾聴の基本です。
2:× 感情の反射は、相手が表した感情を言葉にして返す技法です。
相手は自分の気持ちが理解されていると感じられます。
3:× 感情の明確化は、相手が言葉にしきれていない感情を汲み取って、はっきりと言葉にする技法です。
4:○ 論理的な反証は、相手の考えの誤りを論理的に指摘して否定することです。
相手を評価・批判する関わりであり、受容と共感を基本とする積極的傾聴の技法ではありません。
5:× 内容の繰り返しは、相手の話の要点をそのまま繰り返す技法です。
きちんと聴いていることを伝えます。
【ポイント】
ロジャーズはカウンセラーの態度として、無条件の肯定的関心、共感的理解、自己一致の3条件を挙げました。
【用語】
積極的傾聴:相手の話を評価せずに受け止め、共感をもって耳を傾ける面接の基本姿勢である。
来談者中心療法:ロジャーズが創始した、相談に来た人の自己成長する力を信頼して進める心理療法である。
感情の反射:相手が表した気持ちを言葉にして返し、理解していることを伝える技法である。
感情の明確化:相手がはっきり言葉にできていない気持ちを、整理して言葉にしてあげる技法である。
内容の繰り返し:相手が話した内容を、そのままに近い形で言い返して確認する技法である。