正解を2つ選んでください。
正答4・5
解説
正解は4と5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
失語症の訓練では、言語機能の回復だけでなく、生活や社会参加の支援、家族への支援も含めて考えます。
【選択肢別解説】
1:× 訓練の内容は、年齢、職業、関心、生活歴などの個人因子を考慮して組み立てます。
記述は正しいです。
2:× 生活期には、家庭や地域での役割、社会参加を支援することが必要です。
記述は正しいです。
3:× 家族など周囲の人に、話し方の工夫や関わり方について助言・指導を行います。
記述は正しいです。
4:○ 急性期は全身状態が不安定で、言語機能の訓練だけに集中する時期ではありません。
リスク管理をしながら評価を行い、コミュニケーション手段の確保や家族への説明を並行して行います。
そのため、この記述は誤りです。
5:○ 文字盤、指さし、ジェスチャーなどの代償手段は、言語機能の改善を待たずに早くから活用します。
意思を伝える手段を早く確保することが、生活と心理面の安定につながるためです。
そのため、この記述は誤りです。
【ポイント】
失語症の支援は、機能訓練・代償手段の活用・環境調整を時期に応じて組み合わせて行います。
【用語】
個人因子:年齢・性別・職業・生活歴・価値観など、ICFでその人の背景にあたる要素である。
生活期:病状が安定し、自宅や地域での生活を続けながら支援を受ける時期のことである。
急性期:発症直後で病状が不安定な時期で、全身管理と早期のリハビリテーションが行われる。
代償手段:失われた機能の代わりに、ジェスチャーや文字、絵などで意思を伝える方法である。