第103回 保健師国家試験 午前問23
介護予防ボランティアグループのリーダーから「一部のメンバーが自分たちの活動は自己満足ではないかと悩んでいるようだ」と保健師に相談があった。
このグループのエンパワメントを支援するための対応として最も適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
エンパワメントとは個人や集団が自らの力で課題に取り組む力を引き出す支援で、保健師は「答えを与える」のではなく「対話の場をつくる」役割を担う。
メンバー全員での話し合いを促すことは、自己満足ではないかという疑問を集団の中で言語化し、活動の意義や目的を再確認する機会となりエンパワメントを高める。
1の住民意見聴取や4の調査は外部評価の手段、3の保健師による評価提示や5の必要性説明は専門家主導で当事者の主体性を奪う対応である。
当事者の気づきを内側から促す対話的支援こそがエンパワメントの本質で、地域包括ケアシステムの基盤となる地域づくりの基本である。まとめて解く
第103回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第103回 保健師国家試験 の全110問を見る →