第104回 保健師国家試験 午前問55
従業員300人の文具会社。
部署は開発部門、販売部門、広報部門に分かれている。
この会社の定期健康診断の問診時の主訴で多かったのは、腰痛および眼の疲れであった。
社内の健康管理室の保健師が、これらの主訴を配属別に分類したところ、腰痛は販売部門の配送センターの社員に特に多いことが分かった。
配送センターには、注文に応じて商品の仕分け作業をする社員50人が働いている。
健康管理室の保健師は、配送センターにおける腰痛への対策を行う必要があると考えた。
保健師が実施することで最も優先されるのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「職場巡視を行う」が正しい。
労働安全衛生法に基づき、産業保健職は労働環境のリスクアセスメントを起点に対策を講じる。
腰痛が問題化している場合、まず作業姿勢・荷重・動線・休憩時間等の実態を職場巡視で把握することが優先される。
選択肢2〜4は対策の段階で、リスク把握の前に行うと根本原因を見落とす。
厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」は人間工学的対策(作業環境管理・作業管理・健康管理・労働衛生教育)を求める。
産業保健の基本順序は実態把握→対策立案→実施→評価。
産業保健の3管理(作業環境管理・作業管理・健康管理)と5管理(労働衛生教育・総括管理を含む)の枠組みを押さえる。まとめて解く
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