第104回 保健師国家試験 午後問95
A市にある定員80人の保育所。
乳児保育も実施している。
8月1日(金)に、腹痛と下痢症状で4人の園児が欠席した。
8月5日(火)に、新たに4人の園児が同様の症状で欠席した。
さらに、8月1日(金)から欠席していた園児4人のうち2人は症状が落ち着いたが、他の2人が重篤な下痢症状によって入院したと保護者から連絡が入った。
保育所長は感染症の発生を疑い、保健所の感染症担当の保健師に相談した。
保育所長から相談があった8月5日(火)の夕方に、園児2人が入院している A 市内の病院から、園児2人の腸管出血性大腸菌感染症の発生届が提出された。
保健所の対応で優先度が高いのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「食品衛生監視員と保健師で立ち入り調査を行う」が正しい。
腸管出血性大腸菌感染症は3類感染症で、発生届出後は直ちに感染源・感染経路の調査が必要。
食品衛生監視員と保健師の合同立ち入り調査により、給食・調理環境・水・接触状況を点検し、検体採取・拭き取り検査を実施する。
選択肢1の情報提供、3の説明会、4の全員検便は調査結果を踏まえた次段階。
感染症法・食品衛生法に基づく集団発生対応では、初動の現場調査が二次感染防止の鍵となる。
保健所の健康危機管理機能の中核。
感染症法第15条に基づき保健所長は感染源・感染経路の調査・検体採取・健康診断の指示等の権限を有する。まとめて解く
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