第104回 保健師国家試験 午後問106
Aさん(65歳、男性、無職)。
妻との2人暮らし。
定年退職後、年金の給付を受けて生活している。
2年前から足の震えが出現したため病院を受診し、Parkinson(パーキンソン)病と診断された。
定期的に病院を受診していたが、Hoehn-Yahr(ホーエン・ヤール)の重症度分類でステージⅢとなり、主治医から医療費助成の申請を勧められた。
Aさんの妻が申請のため保健所に来所した。
保健所保健師は、医療費助成の手続きの際に決めた日時に家庭訪問をした。
A さんは「入浴や通院のときに不安を感じることがあるが、何とか自分のことは1人でできている」と話した。
初回訪問時に情報収集することで最も優先されるのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「住宅内の環境」が正しい。
ALS等の進行性難病で「入浴や通院のとき不安を感じる」と訴える在宅療養者の初回訪問では、転倒・住環境のバリア・福祉用具の必要性を直接観察できる住宅内環境の把握が最優先。
選択肢1の経済、2の家族関係、4の近隣付き合いは継続支援の中で順次把握する。
難病法・介護保険法(特定疾病)に基づく在宅療養支援では、ADL低下に先回りした住宅改修・福祉用具導入が生活機能維持の鍵となる。
保健師の初回訪問は環境アセスメントが軸。
難病患者の在宅療養支援では福祉用具・住宅改修・人工呼吸器等の医療機器に関する環境整備を初期から計画する。まとめて解く
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