第105回 保健師国家試験 午前問42
A市内にある入所定員100人の介護老人保健施設。 ショートステイも実施している。 2月3日(月)に入所者と職員の13人が嘔吐と下痢などの症状を発症した。 発症した入所者は全員、施設内の厨房で調理された給食を各階の食堂で食べており、食中毒の発生を疑った施設長から、保健所に電話で相談があった。 相談を受けた保健所は、医師を含む調査チームを組んで施設に現地調査に向かうことにした。 施設への現地調査の結果、調理従事者の直近の検便結果に異常はなく、冬期のため乳幼児の面会は制限していたことがわかった。 また、通常、職員は1階と2階とで担当が分かれているが、2月1日(土)に1階のショートステイで嘔吐・下痢の発症者が増えたため、2階の職員が1階のショートステイ利用者の吐物の処理や介護を行っていた。 ショートステイ利用者と入所者、職員等について、発症日と発症者数等を表に示す。 〔表〕利用・入所者数(職員数)別に、1月30日・1月31日・2月1日・2月2日・2月3日の発症者数と症状を示す。 ショートステイ利用者(10人):発症者数は1月30日1人、2月1日3人、2月3日2人で、症状はいずれも嘔吐・下痢。 入所者1階(40人):発症者数は2月2日1人、2月3日6人で、症状は2月2日が38℃の発熱、2月3日が嘔吐・下痢。 入所者2階(50人):発症者数は2月3日3人で、症状は嘔吐・下痢。 介護職員(30人):発症者数は2月3日2人で、症状は嘔吐・下痢。 調理従事者(10人):発症者数なし。 面会者(延べ30人):有症者数なし。 ※発症者数・有症者数の空欄は「0人」を示す。 今回の感染経路で「ショートステイ利用者からの感染」のほかに可能性が高いのはどれか。
正答3