ホーム › 保健師国家試験 › 第105回 › 午後問61 第105回 保健師国家試験 午後問61 A さん(54 歳、女性)。
会社で実施した特定健康診査の結果、特定保健指導の積極的支援の対象者として、保健指導の予約を入れるように会社の健康管理の担当者から連絡を受けた。
A さんは「保健指導を受けると、今までの食事の見直しを指導されるかもしれないが、病気を防いで健康に暮らすことができる」と考えた。
A さんの考えはヘルス・ビリーフ・モデルにおける構成要素のどれか。
疾病の重大さの自覚 予防行動の利益の自覚 疾病にかかる可能性の自覚 必要な行動をうまく実行できる確信の自覚 解答・解説を見る 正答 2
解説 正解は2。
「予防行動の利益の自覚」が正しい。
ヘルス・ビリーフ・モデルは、個人が健康行動を起こす動機を説明する理論であり、(1)疾病の重大さの自覚、(2)疾病にかかる可能性の自覚、(3)予防行動の利益の自覚、(4)行動の実行確信(自己効力感)の4つの構成要素から成る。
設問事例では「病気を防いで健康に暮らすことができる」という認識が述べられており、これは予防行動によって得られる利益(健康維持、疾病予防)を認識した状態である。
したがって(3)の予防行動の利益の自覚が正解である。
他の選択肢については以下の通りである。
1の「疾病の重大さの自覚」は、疾病の重大さの自覚は、危険性の認識には関連するが、本事例では健康的な生活への肯定的な見通しが述べられており、設問の主眼とは異なる。
3の「疾病にかかる可能性の自覚」は、行動実行確信は予防行動の継続に重要だが、本事例では最初に述べられているのは予防行動による利益の認識である。
設問で要求される条件と各選択肢を正確にマッチングすることが、国家試験合格の鍵である。まとめて解く 第105回を通しで解く(110問)→
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