第105回 保健師国家試験 午後問99
A町は人口7,000人、高齢化率45%、高齢者のうち独居者の割合35%である。
町には急な坂が多く、公共交通機関はバスのみで運行本数は少ない。
このため、A町に住む高齢者は食品や日用品など日々の買い物に不便を感じている。
保健師が高齢者を対象に日常生活の不便さと生活に関するアンケートを実施した結果、食事回数が1日2回と回答した割合が、独居高齢者では 50 %、同居者がいる高齢者では 30 % であった。
独居高齢者の食事回数が1日2回であることに対する寄与危険はどれか。
正答1
解説
正解は1(0.2)。
寄与危険(帰因危険)とは暴露群と非暴露群の罹患率の差であり、「暴露群罹患率-非暴露群罹患率」で求める。
独居高齢者(暴露群)の1日2食割合50%、同居あり(非暴露群)の1日2食割合30%とすると、寄与危険=0.5-0.3=0.2となる。
なお「÷暴露群罹患率」まで行うと寄与危険割合(帰因危険割合・寄与危険分率)になり0.4となるが、それは本問が問う寄与危険とは別の指標である。
選択肢1(0.2)が寄与危険の正しい値であり、2〜4は寄与危険割合・相対危険などの誤った計算結果または無関係な値である。まとめて解く
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