第106回 保健師国家試験 午前問28
A 市の2地区間で、喫煙率が異なると予想して両地区で喫煙状況に関する標本調査を行った。
統計学的検定を行い「仮説 B:2地区の母喫煙率は等しい」が棄却されたので、2地区の喫煙率には有意差があると判断した。
仮説 B はどれか。
正答2
解説
正解は2。
「帰無仮説」が正しい。
統計的仮説検定では、否定したい命題を『帰無仮説H0』として立て、その棄却によって対立仮説H1(研究仮説)を採択する。
本問は『2地区の母喫煙率は等しい』という差がないことを示す仮説で、棄却されれば『差がある(有意差あり)』と結論する。
よってBは帰無仮説。
3の研究仮説と4の対立仮説は『差がある』方向の仮説で、本問のBの内容と一致しない。
1の閾値仮説(用量反応に閾値があるとする仮説)や5の直線仮説(用量反応が直線とする仮説)は曝露・反応関係のモデルに関する仮説で本問とは無関係。
P値・α・βエラー・検定力(1−β)の概念も併せて整理する。まとめて解く
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