ホーム › 保健師国家試験 › 第106回 › 午後問63 第106回 保健師国家試験 午後問63 A さん(17 歳、女子)。
保健センターに A さんの母親が来所し「A が〈学校でみんなが私の噂をしている〉と言い、3か月前から不登校になっている。
最近は自室から独り言が聞こえ、昼夜逆転の生活で部屋から出てこない。
このままでは引きこもりになってしまう」と保健師に話した。
母親への保健師の支援で適切なのはどれか。
精神障害者の家族会の参加を勧める。 保健所の精神保健福祉相談を勧める。 A さんと日中に少しずつ外出することを勧める。 不登校になる前の学校での様子を確認するよう勧める。 解答・解説を見る 正答 2
解説 正解は2。
「保健所の精神保健福祉相談を勧める」が正しい。
17歳女子で『みんなが私の噂をしている』という被害関係念慮、自室からの独語、昼夜逆転・引きこもりは統合失調症の前駆症状・初発が強く疑われ、精神保健福祉法第48条・第49条に基づく保健所の精神保健福祉相談(精神科医・精神保健福祉士による相談)につなぐのが適切。
早期発見・早期治療が予後を改善することが知られている(DUP: 未治療期間の短縮)。
1の家族会は診断確定後の社会資源で初期対応では時期尚早。
3の日中の外出促しは病態を悪化させる可能性(被害妄想下での外出は危険)。
4の不登校前の様子確認は背景情報として有用だが、現在の精神症状への対応が優先。
統合失調症の好発年齢(10代後半〜30代前半)と早期介入の重要性を押さえる。まとめて解く 第106回を通しで解く(110問)→
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