第107回 保健師国家試験 午後問99
Aちゃん(2歳、男児)。
出生体重2,800g。
先天性疾患により出生直後から呼吸管理、経管栄養が必要であったが、成長とともに状態が安定し、2週後に退院することとなった。
現在、呼吸状態は問題ないが、経管栄養は今後も継続して行うため、両親は必要な手技を習得中である。
発語は1、2語あり、最近自立歩行を始めたところである。
家族は両親と兄(5歳)である。
両親は共働きで、母親は自宅近くでパートタイムの仕事をしており、兄は市の保育所に通っている。
退院にあたり、今後の生活について母親から市の障害福祉課に相談があり、担当保健師が家庭訪問を行った。
保育所への入所を希望している母親に対する保健師の説明で適切なのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「「経管栄養を行う看護師の配置を市で検討します」」が正しい。
事例問題では、年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて優先順位を決める。
1は正解選択肢で、対象者の安全、症状の緊急性、生活背景、支援関係の形成を踏まえる必要がある。
設問の時点で最も危険を減らす、本人の意思決定を支える、又は継続支援につながる選択肢である。
2の「「身体障害者手帳を取得していることが必要です」」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
3の「「保護者が保育所に付き添うことが必要です」」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
4の「「障害児福祉施設の通所が適しています」」は、事例の状態、時期、リスク、本人の訴えと優先順位が合わない。
支援として必要な場面はあっても、この設問で最初に選ぶ対応ではない。
事例問題では、選択肢がすべて支援らしく見えることがある。
設問の時点で最も危険を減らすもの、本人の意思決定を支えるもの、継続支援につながるものを優先する。まとめて解く
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