第109回 保健師国家試験 午後問101
人口約 3,300 人の A 町にある B 地区は人口約 200 人で商店や飲食店が連なっている地域である。
B 地区は高齢化率 50 % で、独居高齢者世帯も多い。
早朝、B 地区で大規模火災が発生し、死者が 1 名、重傷者が 2 名出ている。
B 地区の建物の半数が焼失し、小学校の体育館に避難所が設置された。
火災発生の翌日、B 地区の担当保健師は避難所を訪問した。
避難所には 50 人が避難していて、避難者のほとんどが独居で生活をしていた高齢者である。
避難をしている C さん(80 歳、男性、独居、介護認定なし)は、自分の荷物を置いている場所やトイ レの位置が分からなくなることがあると保健師に話した。
C さんに対する B 地区の担当保健師の対応で最も適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「認知機能について災害前後の変化を把握する。」が正しい。
公衆衛生看護では、個人支援を地域課題、住民参加、関係機関連携、評価につなげて考える。
対象と予防段階が正答判断の軸になる。
1の「要介護認定の申請を勧める。」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
2の「認知症専門外来の受診に同行する。」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
3の「福祉避難所に移動することを提案する。」は、設問で問う病態、作用、制度、又は支援場面とは対応しない。
4は、設問で問われた最も適切なものの条件に合う。
保健師問題は、個人への支援と地域全体への働きかけを結び付ける。まとめて解く
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