第110回 保健師国家試験 午前問46
A 社は、従業員 800 人の IT 企業である。
システムエンジニアを中心とした B グループに在籍する 30 名の社員は全員が情報機器作業に従事している。
平均年齢は 42 歳で、ここ数か月の 1 か月当たりの時間外労働時間が 30 時間を超える者はいない。
保健師が定期健康診断後に社員全員の面談を実施したところ、B グループにおいて肩こり、腰痛、眼の疲れを訴える者が多いことが分かった。
職場巡視の結果、情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインが遵守されていないことが分かった。
保健師が最初に行う対応はどれか。
正答1
解説
正解は1。
「衛生委員会に職場巡視の結果を報告する。」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1は、設問で問われた正答の条件に合う。
2の「情報機器作業者向けの健康相談を実施する。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「管理職向けの情報機器作業に関する労働衛生教育を実施する。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「B グループのリーダーにガイドラインを遵守するよう指導する。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
第110回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第110回 保健師国家試験 の全110問を見る →