第110回 保健師国家試験 午前問50
A さん(16 歳、高校生)が最近太ってきたように感じた母親が、A さんに確認したところ、しばらく月経がないことが分かった。
母親が付き添って産婦人科を受診し妊娠 24 週であることが判明した。
胎児の父親であるアルバイト先の先輩に妊娠を伝えたところ、音信不通となった。
A さんは両親と話し合った結果、出産して自分で育てることを決意し、町役場に母親と母子健康手帳の交付手続きで来所した。
町役場の母子保健担当保健師が A さんと母親に面接し、A さんは現在高校 1 年生であり、会社員の父と専業主婦の母と 3 人で暮らしていることが分かった。
面接時に A さんの体調を確認したうえで、保健師が行う支援で優先度が高いのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
「育児支援体制の確認」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「母親学級の紹介」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2は、設問で問われた優先度が高いものの条件に合う。
3の「育児手技取得の指導」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「学業継続の意思確認」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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