第110回 保健師国家試験 午前問55
A さん(85 歳、男性)は息子(50 歳)と 2 人暮らしで、介護保険サービスを利用していない。
民生委員から市役所の保健師に「A さんが最近痩せてきて、着替えもできていない様子。ここ数日見かけない。息子はたまにアルバイトをしているがほとんど A さんの年金で生活をしている」と相談があった。
保健師が息子と話をすると「 1 年前にかかりつけの医師から父は認知症だと説明された」 「父はわざと自分を困らせようと失禁している」と言う。
保健師は息子の大変さをねぎらい、息子へ A さんの介護保険サービスを早急に利用するように伝えるが、息子は「お金がもったいない。このまま寝かせておく」と拒否した。
保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「A さんの福祉の措置について検討する。」が正しい。
制度問題では、根拠法、実施主体、対象者、給付・事業の範囲を対応させる。
名称が似ていても、誰が何を行う制度かで正誤が分かれる。
1の「息子と継続した面接を行う。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の優先度が高いものと合わない。
2の「民生委員の見守りを継続する。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の優先度が高いものと合わない。
3の「生活保護の申請手続きを支援する。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の優先度が高いものと合わない。
4は、設問で問われた優先度が高いものの条件に合う。
5の「認知症の症状と対応方法について指導する。」は、根拠法、実施主体、対象者、又は制度上の位置付けが設問の優先度が高いものと合わない。
制度問題は、根拠法、実施主体、対象、費用負担を分けて押さえる。まとめて解く
第110回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第110回 保健師国家試験 の全110問を見る →