第111回 保健師国家試験 午前問48
金曜日の早朝、A 県で最大震度 7 の地震が発生し、その後も余震が続いている。
A 県海岸沿いの B 市では、ライフラインが途絶し、自宅建物が倒壊した住民が多数発生している。
B 市の統括保健師が保健センターに到着したとき、職員の 3 割程度が出勤して情報収集を進めていた。
発災後 4 日、B 市は 1 次避難所を 10 か所開設し、避難用物資は行き届いている。
各避難所の避難者には、授乳期の母子や後期高齢者、精神障害者も含まれている。
C 保健師が担当の避難所は中学校の体育館で、夜間の外気温は氷点下になるため昼夜を問わず閉めきり、一部の避難者は毛布をかぶり、館内で土足の靴を履いたまま過ごしていた。
C 保健師の避難所での対応で適切なのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1、3。
「個室空間を確保 / 避難者の持病の薬の確保を支援」が正しい。
年齢、症状、生活背景、検査値、妊娠週数や発達段階を手がかりに、現在のリスクと本人の意思を踏まえて判断する。
1は、高齢者では身体機能、認知機能、生活環境、介護者の支援力を合わせて評価する必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
2の「館内で土足継続を推奨」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
3は、高齢者では身体機能、認知機能、生活環境、介護者の支援力を合わせて評価する必要がある。
この場面で求められる評価・支援の目的と一致する。
4の「避難者に仮設住宅への入居を案内」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
5の「使用済みオムツの館内トイレでの保管を推奨」は、対象者の状態、時期、リスク、本人の訴えのいずれかとずれる。
支援として意味がある場面はあっても、この設問の条件では中心に置く対応ではない。
選択肢がいずれも支援に見える場合は、現在の危険、本人の意思、継続支援へのつながりを基準に絞る。まとめて解く
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