次の事例に該当する攻撃はどれか。
〔事例〕
広報担当のA氏宛てに,新聞社を名乗る相手から取材依頼の電子メールが届いた。
送信元がフリーメールのアドレスであり,本文にはURLとその参照を促す記載がされていた。
A氏は不審に思い,セキュリティ部門に連絡した。
セキュリティ部門が調査を行った結果,このURLにアクセスするとウイルスに感染し,PC内部の情報が全てインターネットへ送信されるおそれがあることが判明した。
また,同様のメールが各事業部の広報担当者にも届いていた。
正答3
解説
正解は3です。
事例では、新聞社を名乗って取材依頼を装ったメールが、各事業部の広報担当者という特定の人に送られています。
本文のURLを開くとウイルスに感染し、情報が外部に送信されるおそれがありました。
このような攻撃の名称が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 辞書攻撃は、辞書に載っている単語などをパスワードとして次々に試し、パスワードを割り出す攻撃です。
2:× スパムメールは、不特定多数に大量に送られる迷惑メールです。
事例のように特定の担当者を狙ったものではありません。
3:○ 標的型攻撃は、特定の組織や人を狙い、業務に関係がありそうな内容でメールを開かせ、ウイルスに感染させて情報を盗む攻撃です。
事例の内容と一致します。
4:× メール爆弾は、大量のメールを送りつけてメールボックスやサーバをあふれさせ、利用を妨げる攻撃です。
【ポイント】
標的型攻撃メールは、取材依頼、問合せ、請求書など、受信者が業務上開いてしまいそうな内容を装うのが特徴です。