製品Aを1個生産するためには,外部から調達する部品Bを1個必要とする。
部品Bは,毎月の第1営業日に発注し,その月の最終営業日に納品され,翌月以降の生産に使用される。
製品Aの4月から3か月間の生産計画が次のとおりであるとき,5月の第1営業日に部品Bを最低何個発注する必要があるか。
ここで,3月末の部品Bの在庫は6,000個であり,4月第1営業日に6,000個の発注を行っているものとする。
また,仕掛残及び安全在庫は考えないものとする。
〔生産計画と発注量(網掛けの部分は,表示していない)〕
・製品Aの生産計画:4月=5,000個,5月=6,000個,6月=7,000個
・部品Bの発注量:4月=6,000個
・部品Bの月末在庫量:3月=6,000個
正答2
解説
正解は2です。
部品Bは月初に発注し、その月の最終営業日に届いて翌月以降の生産に使われます。
したがって、5月に発注した分は6月の生産に使われるので、6月の生産に足りない分を5月に発注すればよいことになります。
【計算】
4月末の在庫は、3月末在庫6,000個から4月の生産での使用5,000個を引き、4月発注分6,000個を加えて求めます。
6,000-5,000+6,000=7,000個です。
5月の生産で6,000個を使うので、5月発注分が届く前の在庫は7,000-6,000=1,000個です。
6月の生産には7,000個が必要なので、不足分は7,000-1,000=6,000個です。
よって、5月の第1営業日に最低6,000個を発注する必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 5,000個では、5月末の在庫が1,000+5,000=6,000個となり、6月の生産7,000個に1,000個足りません。
2:○ 6,000個を発注すると、5月末の在庫が1,000+6,000=7,000個となり、6月の生産7,000個をちょうど賄えます。
3:× 7,000個でも6月の生産は賄えますが、1,000個余ります。
「最低何個」の答えとしては多すぎます。
4:× 8,000個は2,000個余る数量です。
最低限必要な発注量ではありません。
【ポイント】
発注した部品がいつの生産に使えるかを先に確認し、月ごとに「月初在庫-使用量+入荷量」で在庫を追うのが解き方の基本です。