Webサーバの認証において,同じ利用者IDに対してパスワードの誤りがあらかじめ定められた回数連続して発生した場合に,その利用者IDを自動的に一定期間利用停止にするセキュリティ対策を行った。
この対策によって,最も防御の効果が期待できる攻撃はどれか。
正答4
解説
正解は4です。
同じ利用者IDに対してパスワードの誤りが続くと利用を止める仕組みは、アカウントロックと呼ばれます。
一つのIDに対して大量のパスワードを試す攻撃に対して最も効果があります。
【選択肢別解説】
1:× ゼロデイ攻撃は、脆弱性が発見されてから修正プログラムが提供されるまでの間に、その脆弱性を突く攻撃です。
パスワードの誤り回数を制限しても防げません。
2:× パスワードリスト攻撃は、他のサイトから流出したIDとパスワードの組を使ってログインを試みる攻撃です。
1つのIDに対する試行が少ないので、連続誤りによるロックでは防ぎにくい攻撃です。
3:× バッファオーバフロー攻撃は、プログラムの欠陥を突いて誤作動させる攻撃です。
パスワードの誤り回数の制限とは関係ありません。
4:○ ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)は、同じIDに対してパスワードの組合せを次々に試す攻撃です。
一定回数の誤りで利用を止めれば、試行を続けられなくなります。
【ポイント】
ブルートフォース攻撃は「1つのIDに多数のパスワード」、パスワードリスト攻撃は「流出したIDとパスワードの組」で攻撃します。
パスワードリスト攻撃には、サイトごとに異なるパスワードを使うことが有効です。