フレックスタイム制の運用に関する説明a〜cのうち,適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a コアタイムの時間帯は,勤務する必要がある。
b 実際の労働時間によらず,残業時間は事前に定めた時間となる。
c 上司による労働時間の管理が必要である。
正答3
解説
正解は3です。
フレックスタイム制は、一定期間の総労働時間を定めたうえで、日々の始業・終業時刻を労働者が決められる制度です。
必ず勤務するコアタイムを設けることができ、使用者は労働時間を把握する必要があります。
【記述別解説】
a:○ コアタイムは、必ず勤務しなければならない時間帯として定めたものです。
したがって、コアタイムの時間帯は勤務する必要があります。
b:× 残業時間は事前に定めた時間になるのではなく、実際の労働時間で決まります。
清算期間の実労働時間が総労働時間を超えた分が時間外労働になります。
c:○ 始業・終業を労働者が決める制度でも、使用者は労働時間を把握し管理する義務があります。
長時間労働を防ぐためにも、上司による労働時間の管理が必要です。
【選択肢別解説】
1:× bが含まれているので誤りです。
2:× 誤った記述bが含まれているので誤りです。
3:○ 適切な記述aとcだけを挙げているので正解です。
4:× bは不適切な記述なので誤りです。
【ポイント】
フレックスタイム制でも労働時間管理は不要にはなりません。
残業時間を事前に固定する考え方は、実際の労働時間で計算する原則と合いません。